仮想通貨取引所は選び方がよくわからないという初心者の方は多いはずですが、ビットコインなどを始めるには仮想通貨取引所の利用が必要です。国内外共にあらゆるところがありますので、今回は取引をスムーズに行える仮想通貨取引所の選び方について、おさえておきたいポイントをご紹介していきましょう。
仮想通貨取引所の選び方のポイントについて
仮想通貨取引所は、ユーザー同士がビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の売買を行うところです。自分が希望する価格とマッチする相手を見つけて取引するスタイルで、仮想通貨取引所は株式投資の場合の証券会社のようなところ。
種類はたくさんあり、それぞれに違いがありますので、まずは選び方で困った時の比較ポイントからご説明していきましょう。
信頼性をチェック
仮想通貨取引所の選び方で重要なのは、信頼性があるかどうか。海外の仮想通貨取引所はとてもユーザー数が多く、知名度が高いところもたくさんありますが、金融庁の認可を受けていない場合もあるので注意が必要です。
国内の仮想通貨取引所は、国の行政機関である金融庁の審査に通過して登録しているところなので、信頼性に関しては安心感があるといえますね。金融庁の認可が信頼性につながる理由は、運営元が破綻した場合に預けた資産が保証されるため。
とくに初心者はこの点を理解して、信頼性の高い金融庁に登録している取引所を優先して比較してみることをオススメします。
取り扱う通貨の種類
仮想通貨の種類は15,000種類ほどあるといわれ、現在もどんどん新しい通貨が誕生しています。仮想通貨取引所の選び方は、取り扱う通貨の種類で比較することもオススメです。
ビットコインなどの知名度のある通貨以外にも、将来性のある新しい通貨もありますし、今は購入しなくてもいずれ考えている銘柄があるという場合も。仮想通貨取引所によって取り扱う通貨数は異なり、メジャーな通貨は比較的どこでも扱ってはいますが、気になる銘柄も併せてチェックしておきましょう。
ここで意識したいのは、ホワイトリストに掲載されている通貨を扱っているかどうか。ホワイトリストとは金融庁に登録されている国内交換業者が扱う銘柄のことなので、信頼して取引するためにも、扱う通貨の種類は重要な判断材料になるでしょう。
手数料を比較しよう
仮想通貨取引所の選び方は手数料で比較することもできますので、取引内容と手数料のバランスをチェックしてみましょう。よくあるのは取引手数料が無料だけれど入出金手数料がかかる、スプレッドが小さいなど。
仮想通貨取引所は一回だけの利用で済むとは限りませんので、今後長期間のトレードを計画しているなら、こまめに入出金を繰り返すことも想定されます。またレバレッジ取引に興味がある人も、手数料やスプレッドは事前に比較しておきましょう。
とくに自分が希望する取引の方法にかかる手数料は知っておいたほうが無難ですね。
セキュリティを確認しよう
仮想通貨取引所の選び方は、できるだけセキュリティ体制が万全なところがよいでしょう。どの取引所もハッキングの対象になる可能性はありますので、セキュリティ体制が甘いところでは保有資産を盗まれてしまう可能性もあります。
金融庁が認可している取引所は、比較的セキュリティが強化されているので安心感を持って利用できますが、それでも100%安全と言いきることはできません。
自分でもできることがありますので、仮想通貨取引所で導入している二段階認証、ログインロックなどは積極的に利用して万全な対策をとっておきましょう。
扱いやすいアプリがあるか
近年仮想通貨取引スマホアプリがとても便利で、いつでも価格チャートを確認できるので、取引のタイミングを掴みやすくなります。しかし仮想通貨取引所によってはスマホアプリがないところもありますので、どのようなスタイルで今後使うか、アプリを重視する人は使いやすさを比較してみることも重要です。
スマホアプリは公式サイトで紹介されていますので、それぞれの取引所で確認のうえ、自分が使いこなせるものを選んでください。中には口座開設から通貨の購入までアプリで完結できる内容の充実したサービスもありますので、スマホアプリは簡単操作で取引できるところがよいですね。
人気のある仮想通貨取引所と口座開設の手順について
ではビギナーでも口座開設から取引までシンプルに行える、安全性の期待できるオススメの取引所をご紹介しましょう。
bitFlyer（ビットフライヤー）
国内最大級のbitFlyer（ビットフライヤー）は、ビットコイン取引量6年連続No.1。公式サイトの無料アカウント作成は、メールアドレスを入力して簡単に登録できます。
手順としては、パスワードを設定して利用規約を確認して同意。二段階認証の設定を行い、住所や生年月日などの個人情報を入力します。本人確認書類の提出は対面とクイックの二通りがありますので、都合のよいほうを選択したら、最後に重要事項を確認して取引が開始。
bitFlyer（ビットフライヤー）は販売所の売買手数料、ビットコインFXの取引手数料、三井住友銀行の振込手数料などが無料です。業界最長7年以上もハッキングされていない自慢の次世代セキュリティで安心して取引ができ、ビギナーにも安心なサポート体制も充実しています。
扱う通貨は17種類。ビットコインなどの仮想通貨は1円から売買可能なので、少額取引が目的の人にも最適ですね。
Coincheck（コインチェック）
初めて仮想通貨を取引する人にもとても好評なCoincheck（コインチェック）は、スマホアプリがとても見やすく使いやすいので人気があります。会員登録は、アプリのダウンロードを行いアカウントを作成して本人確認するという簡単ステップです。
本人確認申請は、居住国が日本で18歳以上74歳以下であることが条件となっています。スマホなら最短一日で口座開設から取引までスタートでき、アプリのダウンロード数はNo.1であることも安心できる理由に。
また取引所のビットコインの取引手数料は無料で、ビギナーにとって嬉しいのは500円からビットコインが購入できることです。また安心できる理由としては、コインチェックは関東財務局登録済みの暗号資産交換業者であることもチェックポイントです。
GMOコイン
二年連続オリコン顧客満足度一位を獲得しているGMOコインは、公式サイトの口座開設ボタンをクリックして進むだけで簡単です。メールアドレスを登録して、パスワードと二段階認証の入力、個人情報の入力。
本人確認の手続きが終了したら、口座開設のコード入力で取引開始となります。本人確認は、かんたん本人確認と画像アップロードがあり、スマホアプリなら運転免許証などの対象書類を画面の説明にしたがって撮影するだけです。
GMOコインは仮想通貨取引所の口座を持っていない、選び方がわからないという人にもスピーディで、最短10分でビットコインが購入できることが魅力。口座開設無料、即時入金や暗号資産の預け入れ、日本円の出金など、手数料が無料であることも特徴です。
またGMOインターネットグループが運営している仮想通貨取引所なので、金融サービスのノウハウを活かした信頼サービスが魅力です。また扱っている銘柄は国内最大級の23銘柄、ビットコイン、リップル、イーサリアムなどがあります。
まとめ
仮想通貨取引所の選び方は、重視するポイントからひとつひとつ丁寧に比較して決めてみましょう。複数口座を持っている人もいますので、どうしてもひとつに絞れない時には検討してみてください。
仮想通貨取引は、基本的に余裕資金の範囲内で楽しむものなので、プランを立ててセキュリティ面も重視して安全に楽しんでみましょう。
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