NFTの種類はひとつではない!多彩な用途や特徴について

NFTの種類

NFTの種類はアート以外にもたくさんありますので、それぞれの特徴や用途を理解しておくと、さらにNFTの世界が充実してくるはずです。詳しい知識がなくてもビギナーでも始められるNFTですが、どのような種類があるのか早速ご紹介していきましょう。

 

NFTの種類と特徴について

NFTの種類はひとつではない!多彩な用途や特徴についてNFTの種類は、日々新しいものが市場に登場していますので、アイデアをフル活用して多様なものに唯一性のある付加価値をつけることが可能です。メインとしてアート作品が多くありますが、それ以外にもNFTの種類は次のようなさまざまなものがあります。

 

絵画

NFTオークションで定番になっている種類といえば「絵画」。デジタルアートと呼ばれる作品が人気で、小学生の作品が即売するなど、とても注目度が高いことが特徴です。

過去の例で話題になったのは「Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)」という小学生のアーティストの絵。購入者がオークションで出品したら数万円で売れたという話も。

現在の小学生のアーティストは数十万円の売り上げが記録されているともいわれ、今後も絵画はNFT市場で目が離せないですね。一般人が作成したもの以外でも、ロシアの有名なエルミタージュ美術館が所蔵作品をデジタルコピーにしてNFTで販売するというケースもあります。

このように絵画は歴史的な価値がある作品も、本来は所属美術館から離れることはありませんでしたが、NFTによりデジタルコピーで手にすることが可能になっています。

 

音楽

音楽は絵画のようにNFTの種類として人気があるもので、著名な音楽プロデューサーのメロディやテスラのCEOのイーロン・マスク氏が音楽を出品するなど、知名度のある人のNFTは付加価値がつきやすいといえます。

人気があるアーティストの曲は複数人で制作した場合、NFTを分割して収益を分ける場合も。たとえばストリーミングサービスでNFTの音楽をプレイすれば、配信した収益をトークン保持者が分配することも可能になります。

 

保険証書

分散型金融サービスも、NFTの種類として最近話題を集めています。まだ関連会社は少ないものの、日本でも人気が集まるもので「Defi」という暗号資産運用があります。

保険証書もこの会社で扱うもののひとつで、特徴は金融機関を通さず無人で金融取引をするというシステム。ハッキングなどのトラブルにあった時の保険をNFT化し、実際に被害にあった場合は執行が可能になるというメリットもあります。

 

トレーディングカード

過去にNFTでは、2,270万円で取引されたアメリカNBAのNFTカードゲームが話題になりました。このゲーム内で使用されるトレーディングカードが取引され、高額で落札されたというニュースも。

日本国内でも人気がある遊戯王のカードがNFT化されて取引されることがよくありますので、将来的にも期待できるNFTの種類になるかもしれません。

 

不動産

まだ認知度は低いのですが、将来的に注目度が高いのは「不動産」です。NFTはデジタルデータが対象では?と思う人は多いかもしれませんが、不動産もデジタル上に存在させることが可能で、実際の家と同じく価格変動や物件を賃貸にして家賃収入を得ることが可能になります。

NFT絵画を売買するのとは少し違い、不動産の場合はもっと投資的な要素があるといえるでしょう。

 

ツイート

ツイートは世界を代表するソーシャルネットワークのひとつですが、かつてCEOのジャック・ドーシー氏の初めてのツイートが約3億円で落札されたことがありました。

この売上は全額アフリカ支援の非営利団体に寄付されていますが、著名人のものはNFT化されるとなんでも高値がつきそうな期待感がありますね。

 

NFTアートが注目される理由とは?

NFTの種類はひとつではない!多彩な用途や特徴についてNFTの種類でもデジタルアートは定番になりつつあり、マーケットプレイスで出品されるものの中でもアートは数がダントツで多いといえます。なぜNFTはアートが注目されるのか、人気がある理由についてご説明しましょう。

 

暗号通貨が高騰している

NFTの種類は、なんでも市場に出せるように、アイデアが成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。中でもアートは億単位で売買される作品も多いため、これからNFTを始める人がまず注目する種類ではないでしょうか。

NFTアートが注目されるのは、まず暗号通貨自体の価格が高騰していることが挙げられます。よく利用されるイーサリアムは、1年で5~6倍以上に急騰した時期があるように、将来の値上がりが期待されるためNFTを始める人も少なくありません。

分散型取引所も増え始めていますので、暗号通貨のビギナーでもチャンスが広がったことも、NFTが人気になっている理由なのです。

 

付加価値がある

デジタルアートは付加価値がつくことが人気の理由で、有名な「Bored Ape Yacht Club」のサルのイラストはごく普通のアートに見えますが、NFT市場ではかなり注目度があり、数百億円以上もの売り上げがあるとのこと。

なぜそこまで売れるのか、その理由はこのアート作品の場合は専用のNFTショップにアクセスできる付加価値がつくためで、そこだけで流通するNFTを購入できることが人気の理由です。

このようにアートを手にする以外にも、付加価値がつくことは、さらにNFTへの関心度が高まる理由になりそうですね。

 

希少価値がある

デジタルアートはNFTの種類でも比較的なじみがあり、人気アーティストや世界的に有名な画家も近年デジタルアートに参入しています。たとえば人気がある人間の顔をドットで描いた「CryptoPunks」。

手の込んだデジタルアートには見えない作品なのですが、実は初期のNFTプロジェクト作品であり、最初のものであるという希少価値がつけられています。

それは作品の価値だけでなく、今後もNFTが新たな価値をもたらすものとして購入者やクリエイターも認識していることになります。

 

今後期待される種類とは?

NFTの種類はひとつではない!多彩な用途や特徴についてNFTの種類はどんどん増えていますので、アートや音楽以外にも今から注目しておくとチャンスが巡ってくるかもしれません。次のような分野は、近年とても話題性があるNFTの種類となっています。

 

NFTチケット

ライブやコンサートのチケットといえば、スマホのアプリを利用して手に入れるくらいでした。しかし最近ではチケットをNFTにするケースが増え始め、大手の会社でも導入しています。

チケットをNFTにすると、転売した時にイベント主催者やアーティストにも報酬が入るメリットがあり、従来チケット転売業者だけが独占していた利益は分散されることになります。

人気コンサートは転売業者が買占めして高額で販売することもよくありますので、NFTチケットになれば本当にライブに行きたい人がチケットを入手しやすくなることが特徴です。

またNFTチケットなら、ユーザー同士で転売が可能になるため、急遽行けなくなった場合でもお互いに損はないということになるでしょう。

 

ゲーム

すでにNFTでは注目されているゲーム。なぜ今後も注目されるかというと、ゲーム市場は流動性があり、しかもプレーヤーはゲーム内でアイテムを購入することも多いため、NFT化するとさらに流通しやすいものがたくさん隠されているのです。

たとえばゲームのキャラクターを売買、ゲーム内のお金を仮想通貨で売買することも可能。さらにNFTゲームならマーケットプレイスを使い、レアアイテムならタイミングによっては価値が急上昇する可能性もあるので、ゲームをしながら利益を手にすることも可能なのです。

 

まとめ

NFTの種類は、限られたものだけではありません。仕組みや流れを理解すれば、暗号通貨が苦手な人でも自分の趣味や得意分野を投資に活かすことが可能になりますね。

高値で取引されるNFT作品はあちこちにありますので、最新のニュースなどを参考にしてみましょう。

関連記事

特集記事

TOP