NFTはなぜ売れるか?デジタルアートに驚きの高値がつくわけとは?

NFTとは?

NFTはなぜ売れるのか、単なるトレンドだけでは片づけられない理由がありそうです。有名人もデジタルアートを作り販売しているように、世界中で今NFTが話題になっているのは事実。

そこで今回は、とても気になるデジタルアートの魅力や、NFTが売れる理由をご紹介していきましょう。

 

デジタルアートの特徴について

NFTはなぜ売れるか?デジタルアートに驚きの高値がつくわけとは?幻想的な空間で繰り広げられるデジタルアートの美術館がよくメディアで話題になりますが、NFT市場でも注目されているのがその「デジタルアート」。

取引が盛んになり、世界的に有名な高額作品は70億円以上もの高値がつくこともあります。なぜそんなに高いお金を払ってまで欲しくなるのか、デジタルアートの魅力についてご説明しましょう。

 

デジタルアートとは何か?

NFTアートといえばデジタルアート。普通の絵と違うのは、デジタルアートはパソコンやタブレットなどを使い作る作品であることです。作品によっては全てをコンピュータで作る場合や、既存の写真素材を使い加工してアート作品に仕上げるものなどもあります。

デジタルアートは絵画、イラストだけでなく、動画や音楽などでも使われているので、気づかないところで私たちは日常的にデジタルアートに触れているかもしれません。

 

種類は色々!

デジタルアートは絵だけでなく色々な種類があり、NFTでも多数のコンテンツが取引されています。主なものはデジタルツールで制作されたイラストレーションや、油絵や水彩画などの画法をコンピュータのソフトで応用して描く作品。

デジタルカメラの写真をコンピュータで加工したフォトレタッチや、CGを合成加工するVFX。他にも電子楽器を使う電子音楽やゲームのデザイン、ビルなどの建物に映像を投影するプロジェクションマッピングなども、近年注目されるデジタルアートのひとつです。

 

従来のアートにはできないことができる!

デジタルアートは今までの彫刻や絵とは違い、人の動きに合わせて変化させるインタラクションが可能です。クリエイターのセンスによって自由に変えられるアートで、時間の経過に合わせて変化させることも可能です。

また鑑賞する場合は、実際に存在する美術館に出向く必要はなく、スマホやパソコンからもできることはとても便利ですね。デジタルアートが登場したおかげで、アートやソフトウェアに興味を持つ人も増えています。

 

なぜNFTアートは売れるのか?

NFTはなぜ売れるか?デジタルアートに驚きの高値がつくわけとは?NFTの登場によりデジタルアートがさらに注目されるようになっていますが、投資目的で購入する人がたくさんいるように、なぜNFTアートは売れるのか、特徴や魅力を掘り下げてみましょう。

 

NFTアートとは何か

NFTアートと従来のデジタルアートの違いは、作品が持つデジタルデータが唯一無二のものになることです。たとえば一般的なデジタルアートなら、同じデータを繰り返し使い、何枚も同じ絵画を作ることは可能です。

すると同じ絵の所有者が何人もいることになってしまい、希少性はなくなってしまいます。その点NFTアートなら、保有するデジタルアートがオリジナルであることを証明できるのです。

今まではインターネット上で簡単にコピーできたものが、NFTアートならデジタルコンテンツをNFT化できるため、所有するアートの価値を高めることができる特徴があります。

 

売れる理由について

NFTはなぜ売れるか、一番の理由は作品のデータが改ざんできないので、世界でたった一人の持ち主になれるためです。NFTとはブロックチェーンを使った非代替性トークンのことで、株やお金のように他の人と同じものを持つ意識ではありません。

購入者は持ち主であることが証明され、希少性がつくため将来的に高値で売却することも可能です。

 

誰でも取引できる

NFTはなぜ売れるかというと、絵の才能がなくてもソフトウェアを使ってデジタルアートが作れ、NFTマーケットプレイスで誰でも購入や販売ができるため。

従来のアートオークションは、有名な画家の作品や高価なものが多かったのですが、最近は気軽に出品できますので、趣味として作ったり副業で転売したり、幅広く活用することができます。

 

人気の市場で値上がりが期待できる

NFTはなぜ売れるかというと、アート投資としても最近話題を呼び、世界中の関心が集まる市場のためです。デジタルアートを鑑賞する以外にも、アーティストを応援するために購入したり、将来価値が上がることを期待して投資素材として保有したりすることも可能。

NFTは既存の人気アーティストやセレブの参入により、ますます注目されていますので、作品の値上りは期待できるかもしれません。

 

高値がつく理由について

NFTはなぜ売れるか?デジタルアートに驚きの高値がつくわけとは?NFTアートが億単位の信じられない価格で取引されるニュースを最近よく聞きますが、なぜそんな高値がつくのか、NFTのからくりについてご説明しましょう。

 

偽物が出回ることはない

NFTはなぜ売れるかというと、NFTが発行されるとブロックチェーン上でたった唯一無二のデータとなりますので、シンプルなデジタルアートでも世界に一つだけのレアなコンテンツになるため。

誰の手に渡ったかも、全てブロックチェーン上で記録されることも特徴です。たとえば有名な画家の絵。オリジナルのものがひとつしかなくてもコピーは可能です。

その点NFTは改ざんできないデータを持つため、所有する作品の偽物が出回る心配はないのです。

 

二次流通で利益を得られる

実際の作品としてNFTアートは存在しているのではなく、デジタルデータを所有することがNFTの特徴です。手にとって鑑賞はできませんが、所有している作品を転売した時に利益が発生することは、NFTが注目される理由のひとつ。

画家は作品が自分の手から離れた後にどこで誰が保有しているか、転売されていることも知らない場合はよくあるようです。NFTアートはブロックチェーン上の取引なので記録が全て保管され、しかも制作者には転売されるごとにロイヤリティが支払われるプログラムもあります。

二次流通で双方が利益を得られるのは、NFTの価値を上げる理由になるでしょう。

 

高値がつく人気のNFTアートについて

NFTはなぜ売れるか?デジタルアートに驚きの高値がつくわけとは?今市場で注目されている高額アートをご紹介していきましょう。

 

ビープル

競売で日本円約75億円という高値がついた「Everydays: the First 5000 Days」という作品を作ったアメリカ人デジタルアーティストのBeeple氏。

本名MichaelJoseph Winkelmann(マイク・ヴィンケルマン)は、グラフィックデザイナーで、2007年から毎日作品を投稿するEverydayというプロジェクトをスタートしました。

5000日以上続いた期間中に描いた作品を、ひとつのコラージュとしてNFTコンテンツにしたものが、世間をあっと言わせた市場最高額とも呼ばれた作品となりました。

とても話題性のあるアーティストなので、これからの活躍は目が離せません。すでに24×24ピクセルで構成した人気コンテンツのクリプトパンクなど、人気ランキングのトップを独走しています。

 

ロス・ウルブリヒト

「Ross Ulbricht Genesis Collection」を制作したロス・ウルブリヒトは、自信が犯した罪により有罪判決を受けた、ダークネットマーケットのサイト運営者。

日本円約6億円で取引されたこの作品は、収監中に鉛筆で描いたものと子供時代に描いた絵をNFTアートとして作成。高値がついた理由は、彼の釈放をサポートする組織により資金を調達して落札したことは大きな理由ですが、当人はビットコインの成功のきっかけを作った人物としてとても有名です。

獄中からの作品ということもあり、かなりレアなコンテンツなので高値がついたともいえるでしょう。今後も奇抜なアイデアで作品を世に送り出すかもしれません。

 

まとめ

NFTはなぜ売れるか、アートに関心がなくても取引で利益を出せることは魅力になるでしょう。予想価格が不明な作品も多く市場に登場していますので、今後の動きはこまめにチェックしておきたいですね。

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