NFTマーケットプレイスで失敗しないコツ・初心者が注意するべきことは?

NFTマーケットプレイス

NFTマーケットプレイスは、売買する際に欠かせないプラットフォーム。アーティストが作成したコンテンツを売ったり、購入したり、個人間での取引もできるNFTのお店のような場所です。

仮想通貨がよくわからない人なら、一般的なオークションサイトなどをイメージするといいかもしれません。出品したい人と買いたい人をつなぐものがNFTマーケットプレイスと理解するといいでしょう。

それでは失敗しないよう、利用の際に注意したいことを詳しくご紹介していきますので、初心者の方はぜひ参考にしてください。

 

NFTマーケットプレイスについて

NFTマーケットプレイスで失敗しないコツ・初心者が注意するべきことは?フェイスブックのように一般的な「マーケットプレイス」をすでに愛用している人は多いはずですが、NFTマーケットプレイスにはどのような違いがあるのか、概要をまずはご説明しましょう。

 

NFTについて

NFTは、一点しかないことを証明した作品やデジタルデータのことです。「Non-Fungible Token」を略したもので、代替不可能なトークンという意味。

個人のツイートが約3億円で売却されるなど、NFTはかなり話題を呼んでいます。たとえばお金。500円硬貨を誰かと交換しても500円の価値はそのまま。

NFTは唯一のアイテムであるという所有権を示すためのトークンなので、コンサートチケットのように場所や日時、座席など、購入者しか使えないものと似ている要素がありますね。

 

NFTマーケットプレイスについて

NFTマーケットプレイスとは、絵画や音楽などのNFTを作成した人が販売、または購入など、ユーザー間でNFTの売買をする場所です。作品やコンテンツを販売するのはアーティストやクリエイター、会社などがあり、作品はNFTマーケットへ販売され、ユーザーが気に入ったものをマーケットで購入、または譲渡される流れです。

購入代金はユーザーからNFTマーケットプレイスへ行き、そこからアーティストに渡されるのが一般的な流れ。NFTマーケットプレイスは取引所的な役目があり、国内や海外にさまざまなNFTマーケットプレイスが存在しています。

 

マーケットプレイスで行われること

NFTマーケットプレイスは、一般的なオークションサイトと似たようなことが可能です。NFTを作った人が出品することや、個人が出品されたものを購入すること。さらに購入したものを二次販売して利益を得ることも可能です。

一般的にはこのような取引が可能ですが、稀に二次販売ができない、また出品できるのは承認されたアーティストだけなど、それぞれのマーケットプレイスに特徴があります。

 

使うお金について

買ったものに対してはお金を払わなければなりませんが、NFTマーケットプレイスの決済手段は、主に「イーサリアム」を採用しています。そのため何か買いたいと思っても、普段使うお手持ちのクレジットカードで支払うことはできませんので、仮想通貨取引所でイーサリアムを手に入れておく必要があります。

手順としては、仮想通貨取引所にまず口座開設しウォレットを作成。ウォレットに入金してNFTマーケットプレイスにログインして購入、支払いとなります。

 

マーケットプレイスはどこでもいいの?

NFTマーケットプレイスで失敗しないコツ・初心者が注意するべきことは?NFTマーケットは種類がたくさんあり、それぞれの特徴や強みを理解してから利用したほうがメリットを得られやすくなるでしょう。とくに初心者の場合は、仮想通貨の取引も初めてでNFTを購入することも多いと考えられるので、意識しておきたい選び方のポイントをご紹介しますね。

 

手数料がかかる

デジタルアートなど、人気のNFTは近年注目度もどんどん高まっていますが、NFTマーケットプレイスで取引する場合は手数料がかかることは理解しておきたいことのひとつです。

仮想通貨の購入時だけでなく、NFT購入時にも手数料が発生しますので、頻繁に売買を繰り返す時は手数料だけでもかなり負担になる場合も。マーケットプレイスによって取引手数料は違いますので、できるだけ安く利用できるところがオススメです。

一例としては販売手数料が販売価格の10%、出庫手数料が別に0.001イーサリアムなど。これらの手数料はNFTでは通称ガス代と呼ばれています。

 

取り扱いジャンル

NFTマーケットプレイスは、取扱コンテンツのジャンルがそれぞれ異なりますので、初心者なら選択しやすいオールジャンルを扱うところがオススメです。

デジタルアートは人気があるため、どこでも扱っている傾向がありますが、ゲームアセットやトレーディングカードは、アート系に強いマーケットプレイスでは扱っていない可能性もあります。

 

仮想通貨の種類について

決算手段として使われる仮想通貨はイーサリアムがメインになっていますが、NFTマーケットプレイスによっては扱う種類が大きく異なります。

イーサリアムを保有していない場合は、持っている銘柄に合わせて対応できるマーケットプレイスを選ぶことも方法ですが、現在はほとんどのところでイーサリアムの利用が可能になっているので、初心者向けの仮想通貨としてオススメです。

稀に日本円などの法定通貨が使えるNFTマーケットプレイスもありますので、仮想通貨だとよくわからないという人にいいかもしれません。

 

NFTマーケットプレイス利用の注意点について

NFTマーケットプレイスで失敗しないコツ・初心者が注意するべきことは?ネット通販とは違った特徴があるNFTマーケットプレイスは、初心者が注意しなければならないこともいくつかあります。失敗しないためにも、念のために頭に入れておくと安心できるでしょう。

 

対応言語に注意

NFTマーケットプレイスは、日本よりも海外のほうが種類は多く、ユーザーも多いのであらゆるコンテンツを検索できます。外国語に自信がある人なら利用しやすいかもしれませんが、専門用語が出てくると多少不安になることも。対応言語を知りたい場合は公式サイトで確認しておきましょう。

 

保管場所が複雑

NFTを購入した場合は、作品をブロックチェーンの外で保管することになります。自分で勝手に決められないこともあり、発行者から指定される場合もあるので注意が必要です。

保管場所は初心者だと少し複雑に感じるかもしれませんので、スマホのアプリなど一連の取引が簡単に完結するサービスを利用することもオススメです。

 

偽物に注意!

NFTマーケットプレイスは、これからもっと整備されていく段階なので、偽物コンテンツが出品されてしまう可能性もあります。すでにSNSでも話題になっているように、偽物でトラブルになっている人もいますので、初心者が購入する場合は充分に情報をリサーチしておくことが大切です。

手数料が安いからと飛びついてしまうと、サポートが充分でないこともあるので注意しましょう。信頼できるNFTマーケットプレイスや大企業が出資しているところなども安心と考えられます。

 

ハッキングのリスクについて

ビットコインのハッキングなど、仮想通貨市場ではトラブルが全く生じないというわけではありません。NFTマーケットプレイスも同様に、ハッキングされて情報が流出したこともあったようなので、利用する際はセキュリティ面がしっかりしているかどうかも必ず

注意しておきたいポイントです。

とくに投資目的でNFTを始める場合は、高額な取引になる場合もあるかもしれませんので、慎重に利用するようにしてくださいね。

 

まとめ

NFTマーケットプレイスは、楽天やLINEなども参入していますので、わかりやすく取引を進めていくためにも、なるべく知名度が高いものを選ぶこともいいかもしれません。

手数料や取扱いジャンルなど、こだわりたい部分から自分に合ったマーケットプレイスを選ぶこともできますし、ネットで紹介されている人気ランキングなども参考になるといえるでしょう。

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