NFTアートはなぜ人気?世界中で注目されたセレブがリリースしたアイテム特集!

NFTとは?

NFTアートの人気が止まらない今、芸能人や著名人などがリリースするコンテンツはとても注目され、高値で取引されています。一般人や企業だけでなく、メッセージ力の強いセレブが参入するのは、NFT市場独自の魅力があるからといえますね。

そこで今回は、世界中が注目したNFTアートの中でも、セレブがリリースしたものを集めました。

 

セレブがNFTに注目する理由

NFTアートはなぜ人気?世界中で注目されたセレブがリリースしたアイテム特集!NFTアートはデジタルコンテンツの中でもお馴染みになってきましたが、NFT市場では最も早い段階から注目されてきました。海外のモデルや歌手、俳優なども自らリリースしているNFTアートですが、どのような魅力があるのでしょうか。

 

コミュニティやファンと一体化できる

芸能人がNFTアートに興味を持つのは、ファンとの一体感やコミュニティのサポートメリットがあるためです。たとえば無名の音楽バンドがNFTを発行して資金調達をするように、芸能人にとってファンとのつながりを強化するためにNFTを活用することが最近増えています。

セレブがリリースしたものを所有している人同士が参加できるSNSグループやコミュニティ、さらにイベントやコンサートなどは「NFTアート」が共通点となることもあり、さらに一体感が得られるのです。

高額なコンテンツも多く、保有者は富裕層クラブに属する特別感も得られるでしょう。

 

二次利用で利益が得られる

NFTアートに限らず、イラストやゲームアイテムなどは、原作者のコンテンツは二次利用でロイヤリティと呼ばれる利益を得ることができます。著作権は発行元の人や企業に帰属するものなので、セレブがリリースしたNFTアートはセレブが二次流通の際の利益を獲得できるということ。

芸能人の投資もトレンドに載り、NFT市場が注目されているということになりますね。

 

セレブがリリースした注目のNFTアートについて

NFTアートはなぜ人気?世界中で注目されたセレブがリリースしたアイテム特集!では過去にリリースされた話題のNFTアートをご紹介していきましょう。

 

マドンナ

マドンナがデジタルアーティスト「ピープル」とコラボして発表したNFT3部作。常に世界に衝撃を与えるマドンナですが、このコンテンツは「Mother of Creation(創造の母)」と呼ばれるシリーズもので、マドンナが出産するところが描かれているというNFTアートです。

3部作のタイトルは「Mother of Nature(自然の母)」「Mother of Evolution(進化の母)」「Mother of Technology(テクノロジーの母)」。マドンナのボディを3Dスキャンしたものから制作したNFTコンテンツです。

マドンナは女性が子供を出産するように、アーティストは作品を生み出すという創造性の概念を掘り下げたいとコメントしています。

 

エミリー・ラタコウスキー

ロンドン出身のセレブモデルのエミリー・ラタコウスキーのNFTアートが約1900万円で落札されました。SNSでも有名なインフルエンサーとして活動していますが、世界的に知名度のあるオークションハウスのクリスティーズで「Buying Myself Back: A Model for Redistribution」(自分を買い戻す:再配布のモデル)というNFT画像作品を販売。

そもそもNFTに興味を持ったのは、2014年に自身のインスタグラムに投稿した写真が無断利用された出来事がきっかけになったとのことです。

他人が利益のために本人の同意なしで悪用することを阻止したいという思いにより、NFTアートを手掛けることになったようです。

 

ケイト・モス

イギリスの有名ファッションモデルのケイト・モス。今まで300冊以上の雑誌のカバーを飾るほど、世界的な活動をしているセレブです。ケイト・モスはMITNFT(Moments in Time NFT)というアーティストグループとコラボし、彼女の散歩や睡眠、ドライブ中の3点のNFT動画を作成。

所有した人はトップモデルのプライベートを所有でき、知り合いにも見せることが可能になっています。売上金の一部は慈善団体に寄付されることになり、ケイト自信はNFTに関り新しい芸術媒体で自分のイメージをコントロールしたいと語っています。

 

カーラ・デルヴィーニュ

イギリスのファッションモデル、女優業やソーシャライト、歌手などをこなすマルチタレント。アーティストのケミカルXとリリースしたものは、ノーメイクでヌードの姿のカーラの姿を撮影したショートフィルムです。

自分の体は自分のものだという女性の権利をアピールするNFTアートになっています。売上金はカーラの財団を通して、女性の権利保護のコミュニティなどへ寄付するとのことです。

 

パリス・ヒルトン

セレブの中でもいち早くNFTアートをリリースしたパリス・ヒルトン。自身が飼っている猫をNFTイラストにしてオークションに出品し、当時日本円で約270万円の収益を獲得しています。

NFT市場ではおなじみになっているパリス・ヒルトンですが、つい最近も自分が経営する「11:11メディア」という会社とThen Sandboxの提携で、バーチャルなルーフトップパーティを開催すると発表。

場所はマリブの高級住宅で、イベントには11の異なるパリスのアバターが登場するとのことです。このイベントは300以上もの実際の企業のスポンサーもついているとのこと。

ワーナーミュージックやDJスティーブ・アオキ、ゲームメーカーのUbisoftなども参加するとのことです。

 

エレン・デジェネレス

アメリカのTV番組のホストとして有名なエレンは、同性愛者であることでも知られています。そんな彼女が作った最初のNFTアートは、音楽ジャンルからリリースしたもので、歌手兼ポップエレクトロニックアーティストの「Kiesza」と一緒に演奏したNFTバンドのMilkyWayPirates。

アーティスによりNFT化された実在のバンドは、ヒューマノイドのようなキャラクターとなり、メタムーブを活用したダンスが特徴です。これらの動きはメタバースでも使用可能とのことで、さらに音楽やゲームシーンでも活躍できるでしょう。

従来の音楽業界は、アーティストにとって最善の利益を獲得するシステムがありませんでした。しかしNFTにより自分たちの動きを唯一無二な価値へ変え、ロイヤリティを求めることでさらに創作活動も広がるとリリースに関するコメントを発表しています。

 

グライムス

テスラの起業家でも知られているイーロン・マスクの元妻、カナダ出身のソロ・ミュージシャン。グライムスはアメリカのNFTマーケットプレイスNifty Gatewayの48時間限定でコンテンツを出品し、たった数時間で完売したという過去があります。

売り上げ合計金額は、日本円で約6億4000万円。出品したものは全部で10点です。その中でも「Death of the World」と題された動画が最も高値で落札され、11時間に38万ドルでオークション終了に。売り上げの一部は、炭素排出量の削減専門の団体へ寄付されています。

 

クエンティン・タランティーノ

映画監督や俳優として知られているクエンティン・タランティーノは、傑作映画「パルプ・フィクション」の未公開シーンをNFTアートとして7つ発売しました。

監督のコメントと初稿ページのデジタルデータがセットになったもので、ファンなら絶対に欲しくなるコンテンツ。脚本はなんと監督自身の手書きで、落札価格は約1.4億円になったとの話もありますが、映画供給会社のミラマックスからは著作権違反だと抗議も出ているようです。

異彩なテイストがある監督なので、今後も皆をあっと言わせるNFTアートが登場することも期待できるでしょう。

 

まとめ

NFTアートはセレブという立場を使い、社会貢献やファンとの交流を広げるなど、投資以外の要素もたっぷり込められていますね。日本国内でも有名人があらゆるNFTアートを発表していますので、この機会に色々とリサーチしてみると楽しいはずです。

チャンスがあったら、NFTマーケットプレイスや芸能人の公式サイトなどでもリリース情報をチェックしておきましょう。

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