LINEのNFT出品はできない?!注目のLINE NFTのメリットやデメリットについて

NFTマーケットプレイス

「LINE NFT」は、すでにLINEユーザーの場合はとても簡単な操作でNFT取引ができることが魅力です。2022年4月にNFTサービスを開始して以来反響も多く、多くのアニメやスポーツ関連のNFTを販売しています。

そんな話題のLINE NFTですが、出品できないトラブルなどを体験したことがある人もいるようなので、今回はメリットやデメリットをわかりやすくご紹介していきましょう。

 

LINE NFTについて

LINEのNFT出品はできない?!注目のLINE NFTのメリットやデメリットについて「LINE NFT」は、コミュニケーションツールとしてお馴染みのLINEから新しく登場したNFTマーケットプレイスです。さまざまな魅力や特徴があり、ユーザー数も増えています。

 

LINE NFTとは

LINE NFTは、LINEの仮想通貨関連の事業を統括するLVCという子会社が提供するNFTの売買サービスを行うマーケットプレイスです。大手のOpenSeaのようなNFTマーケットプレイスのLINE版と考えるとわかりやすいですね。

LINE NFTでは、ユーザー同士がNFT売買をしたり送り合ったりすることができます。また二次流通で販売するのも可能。すでに2021年6月にβ版がリリースされていますが、2022年4月13日に正式にNFTマーケットプレイスがローンチされました。

 

特徴について

LINE NFTの特徴は他のマーケットプレイスと違い、すでにお持ちのLINEのアカウントがあれば誰でも利用が可能です。普通のNFTマーケットプレイスなら、複雑な開設ステップで準備が必要ですが、LINEユーザーは規約の同意やパスワード設定だけで簡単にアカウントの開設ができることは魅力です。

そしてLINE NFTは、独自暗号資産の「LINK」とLINEPayで現金の支払いにも対応していることが特徴。海外のマーケットプレイスだと仮想通貨が必要になることが多いため、その点ステップが省けます。

 

目的は何?

LINE NFTが始まった背景にあることは、月間9,000万人が利用する大きなプラットフォームであることから、簡単にユーザーがNFTを購入してさらに楽しみを感じられるような場を提供したいという思いのようです。

LINEの他のサービスと連携でき、キャンペーンの景品や購入特典などでNFTを付与するチャンスが増え、今後もLINEスタンプもNFTとして活用するプランがあるとのこと。芸能人が作成したNFTもあり、とても注目が高いことは間違いないでしょう。

 

LINE NFTのメリットについて

LINEのNFT出品はできない?!注目のLINE NFTのメリットやデメリットについてではまずLINE NFTを使用するメリットについてご紹介します。LINEならではの個性的な魅力が色々と用意されているようです。

 

ガス代がかからない

ガス代とはNFTマーケットプレイスを利用する際にかかる手数料で、NFTでよく使用されるイーサリアムブロックチェーンなら、このネットワーク上でイーサを移動させる際に手数料がかかります。

しかし取引量の増加によりガス代が高騰し問題になっているのも事実。LINE NFTなら独自のブロックチェーンを使うため、ガス代は発生しません。手数料を気にせずにNFTを購入したり送付したりできるメリットがあります。

 

LINE NFTでしか買えないブランドがある

LINEのNFT販売の第一弾では、エンタメやスポーツ、アーティスト、アニメ、ゲームなどの7つのジャンルで100種類以上のNFTが対象になっています。

またLINE NFTでしか買えない限定ブランドがあり、中には有名ブランドもあるとのこと。特定のNFTブランドは二次流通でも高値が期待できますので、LINEユーザーにとってもメリットは多いといえますね。

 

友達機能が使える

LINEならではのメリットは、LINE上の友達にNFTを簡単に送付できることです。海外のNFTマーケットプレイスだと、NFTを送付する際にガス代が発生するケースがありましたが、LINEの友達機能ならそのまま友達を選択するだけでとても簡単。

通常誰かに送る場合、ウォレットのアドレスを間違えると送付ミスになり、NFTを失うケースもあるので注意が必要です。

 

LINE NFTのデメリットについて

LINEのNFT出品はできない?!注目のLINE NFTのメリットやデメリットについてLINE NFTにはデメリットもありますので、楽しく使いこなすためにも理解しておきたいポイントをご説明しましょう。

 

無料配布に注意

LINE NFTでは、無料配布のキャンペーンを不定期に開催していますが、ユーザーにとっては気軽にNFTに触れるチャンスになるものの、逆に流通量が増えてしまいもらったNFTにあまり価値がつかないこともあります。

これらのNFTコンテンツは、LINE NFTマーケットプレイス以外では出品できないため、販売対象は幅が狭くなることに。さらに本来購入したいNFTも無料コンテンツに混ざり、探しにくくなることもデメリットになるでしょう。

 

売買できないNFTがある

LINE NFTは、他のLINEブロックチェーンで展開しているプラットフォームのため、大手NFTマーケットプレイスで使用しているイーサリアムやポリゴンなどのブロックチェーンのNFTは売買できません。

仮想通貨ウォレットの主要なものとして知られているメタマスクに送ることもできませんので、LINE NFTは独立したマーケットプレイスとして活用する感覚も必要ですね。

 

個人作品は出品できない

OpenSeaなどの大手のNFTマーケットプレイスでは、誰でも自由にNFTを制作して出品することができますが、LINE NFTは運営企業が認定した企業や発行団体でないと出品ができないことがあります。

利便性が多少低いように感じるのは、不特定多数のユーザーではなく限られたユーザーにこだわっているマーケットプレイスだからかもしれません。もし個人がNFTを発行するなら、他のNFTマーケットプレイスを使う必要があります。

LINEのNFTプラットフォームは、購入したものを売る場所として利用するといいかもしれません。

 

LINE BITNAXと連動させる手間

LINEのアカウントがあれば簡単に売買ができるLINE NFTですが、利用の際にLINE BITNAXとの連携が必要になります。LINE BITMAXは暗号資産交換業者で、ビットコインや独自暗号資産のリンクなどを取り扱っています。

LINE NFTを使う場合には他の業者は使えず、LINE BITMAXを開き別途決済しないとNFTを購入できません。使い方は別ブラウザで開き決済するというステップになるため、若干手間がかかり面倒に感じる人もいるでしょう。

 

出品できない理由はなぜか?

LINEのNFT出品はできない?!注目のLINE NFTのメリットやデメリットについてLINE NFTで個人が出品できないのは大きなデメリットになりますが、購入したものを転売することは可能です。しかし自分で制作したものを売りたいという人にとっては、少し使い勝手が悪く感じるため、なぜ個人が出品できないのか重要なポイントをご紹介しましょう。

 

ユーザーの年齢

LINE NFTで出品するには、LINEのBITMAXアカウントが必要になりますが、誰でもアカウント設定をすることはできず、年齢制限があることも注意が必要です。

年齢が19歳以下、もしくは76歳以上だと審査に通過しないため、結果的にこの対象になるとLINEマーケットプレイスが使用できないことになります。

 

出品不可のもの

基本的にLINEの専用ウォレット内で所有しているNFTしか出品はできません。デジタルアセットの中には二次流通ができないものがありますので、コンテンツを選択して「出品」ボタンがないものは出品できないと解釈しましょう。

最近は副業としてNFT転売が注目されていますので、二次流通を検討して購入する場合は転売できるかどうかも確認しておくと安心です。

 

利用規約に違反

利用規約に違反したユーザーは、アカウントが利用停止になる可能性があります。その場合は出品ができなくなりますので、利用の際には必ず規約に目を通しておきましょう。

また国内在住でないとアカウント設定の住所として認められないため、海外在住の方はNFT売買ができないことも注意が必要です。

 

まとめ

LINE NFTは、すでにLINEユーザーの人であればかなり使いやすいマーケットプレイスになりそうですよね。しかし大手NFTマーケットプレイスとは違った特徴がありますので、満足して使いこなすためにも、念のために理解しておきたいポイントは色々とチェックするようにしましょう。

 

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