現物とNFTをコラボ!モノの価値がマックスになる新たなNFTマーケットプレイスとは?

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現物とNFTコンテンツをコラボさせたものを販売する高級ブランドや大手企業が最近とても注目されていますが、NFTはデジタルコンテンツなので、ファッションやアートなども実際には手にできないことは少し残念に感じる人もいますよね。

唯一無二の価値があるNFTですが、独自の世界観を現物とコラボさせる新たなマーケットプレイスが登場していますので、今回はさらにNFTを身近に感じる場所をご紹介していきましょう。

 

APREX(アプレエックス)について

現物とNFTをコラボ!モノの価値がマックスになる新たなNFTマーケットプレイスとは?高額なNFTコンテンツを保有していても、手元にないのは少し寂しいという人もいるでしょう。そんなNFT市場で今注目されている「アプレエックス」というマーケットプレイスについて概要をご説明します。

 

アプレエックスとは?

APREX(アプレエックス)というのは、株式会社アプレが2022年6月30日に開始した新しいサービスで、信頼できる高額商品をNFT化して売買するNFTプラットフォームサービスです。

現物資産にNFTをリンクさせて売買するという新しい発想は、デジタルコンテンツの存在感をさらにアップさせるチャンスに。現物とNFTをコラボさせるこちらのマーケットプレイスは、鑑定技術と査定技術を使い安心して取引ができるようこだわっています。

今までのNFTマーケットプレイスはコンテンツのみの取引だったため、現物とコラボしているのは注目したいポイントになるでしょう。

 

特徴について

現物とNFTをコラボさせるといっても、具体的にサービスが理解できないかもしれませんので、注目したいポイントごとにご説明しましょう。アプレエックスは、腕時計や高級グッズなどの実際に使用する現物資産を対象にしたNFTであること。

そのため仮想通貨市場の急落など、価格の変動リスクが低いことが魅力です。現物資産は物体指紋認証技術により、株式会社アプレが金庫で商品を保管していますので、類似品とのすり替えリスクも低いといえるでしょう。

購入には暗号資産売買で欠かせないウォレットの開設が不要で、一般的な通販サイトのようにクレジットカードで決済ができることも、気軽にNFTを購入できるチャンスになります。

購入した商品は希望価格で販売もできますし、固定価格だけでなくオークション形式での販売スタイルもできます。

 

結局何を買うのか?

現物とNFTをリンクさせたアプレエックスは、アーティストが発行したNFTの販売やアプレエックスで購入したNFTをユーザー同士で売買するNFTマーケットプレイスです。

こちらで購入するものは、アプレが鑑定した現物商品の所有権をNFT化したもの。ユーザーはNFTを購入、保有、そして転売ができるようになります。また購入したNFTは実物商品と交換が可能で、その後はNFTが消去されるというシステムです。

 

取り扱っている商品

アプレエックスで扱っている商品の一例は、1千万円を超える高額なロレックスやアート、アンティークなどがあります。まだサービスがスタートしたばかりで、取扱商品はもっと種類豊富に展開するとのこと。時計や高級酒、文化財なども予定しているようです。

そもそもアプレエックスを運営する株式会社アプレは、1998年に設立された金やプラチナ、ブランド品などのリユース取引を行う企業。査定評価技術には定評があり、全国7000店舗、2万人以上のユーザーが利用しています。

 

利用方法について

現物があるとNFTも安心して取引できると思う人なら、アプレエックスは使いやすいNFTマーケットプレイスになるでしょう。では購入してみたいという人に向けて使い方手順をご説明します。

まず公式サイトへ進みアカウント作成を行います。メールアドレスかSNSでアカウント登録が可能です。メールアドレスの場合は、二段階認証でアカウントを作成します。

次に購入したいNFTを選択し、お気に入りに入れておけばマイコレクションで保存が可能。購入手続きはクレジットカードか銀行振り込みでできるため、必要事項を入力して決済すれば完了です。利用にあたり年会費・利用料・登録料などは一切かかりませんので安心ですね。

 

販売する方法

購入したコンテンツを販売する場合は、まずマイコレクションにアクセスして出品したいコンテンツを選択。購入済みであることを確認しておきましょう。

そのページから出品ボタンをクリックして、販売方法を選択。固定価格販売は自分の希望価格を設定して出品します。オークション販売は最大7日間期間を設定して、最高額で入札した人が落札となります。

オークションの場合は、入札スタート価格(最低金額300円~)と、入札期間は1~7日の間で条件を設定しておきましょう。

 

NFTバンカーズについて

現物とNFTをコラボ!モノの価値がマックスになる新たなNFTマーケットプレイスとは?現物とNFTが交換できるNFTマーケットプレイスの「NFTバンカーズ」。NFT市場でも話題となっているサービスをご紹介していきましょう。

 

NFTバンカーズとは?

国内初の現物と交換ができるNFTマーケットプレイスとして、2021年4月にオープンした「NFTバンカーズ」。リニューアルは同年11月に行われておりますが、注目したいコンセプトは現物商品とNFT作品の提携であること。

NFTコンテンツは、金融商品や投機商品としての印象が強い中、このNFTマーケットプレイスでは「コレクター」に向けたものを販売することが特徴です。

世界にひとつしかないもの、希少価値があるものにこだわる人向けのマーケットといえるでしょう。NFTバンカーズでは、気に入った現物の絵画とそのNFTデータが入手できるという仕組みです。

 

ビンテージカーのNFT化

富裕層のコレクターが多いビンテージカーですが、NFTバンカーズではNFTLaFanで個人所有のビンテージカーのNFT化を進めると発表。中古車自動車販売業者と提携してNFT化したビンテージカーをネットで出品して販売するスタイルです。

ネットなら世界各地から売買が可能になりますし、車検証だけでなくNFTのデジタル証明書を加えると偽造防止が可能に。売買が続くと、ビンテージカーの値上がり推移もデータで閲覧が可能になります。

現物のクルマは中古車ショップや自宅のガレージに保管。家にあるものを見ながら価値が高騰するのを楽しみにできることは、新たなNFT市場の魅力になるでしょう。

中古車業者にしてみれば、個人管理になれば車を置くスペースが不要になりますし、洗車やワックスがけなどのケアも不要になるため、オーナーと業者どちらにもメリットがあるといえますね。

 

ローンも提供

NFT購入はコンテンツによってかなり高額になりますので、予算が足りないという場合も少なくありません。NFTバンカーズを運営するマーチャント・バンカーズでは、NFT商品購入資金の融資サービスがあることも特徴。

デジタルコンテンツを購入してローンを返済するのはどうか?と思う人でも、現物のビンテージカーを購入すると考えると、ローンも決して不思議ではありませんよね。

 

暗号資産事業も展開

マーチャント・バンカーズは、株式会社アーリーワークスとBTCボックス株式会社という二つの暗号資産関連会社に投資も行っています。それぞれの会社では、システム開発やブロックチェーンの開発事業などを行いNFT化した商品の販売も積極的に展開中です。

関連会社が利益を出せば、結果的にNFTマーケットプレイスもさらに幅広く展開される期待感があるでしょう。

 

まとめ

現物とNFTがコラボするビジネスは今後も増えると思われます。資産としてはどちらにもメリットとデメリットがありますが、二つがリンクするとこれ以上最強なものはないかもしれません。

興味がある人は、今後も現物と交換可能なNFTや、現物とセット販売されるコンテンツにもぜひ注目してみてください。

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