ステーキングとはなにか?リターンを得るためのポイントや注意点について

NFTで副業

ステーキングとは仮想通貨取引でよく聞かれる言葉ですが、メリットが色々とあり、知らないと損する場合もあるようです。そこで今回は、ステーキングの意味や最近話題になるNFTステーキングの意味について、詳しくご解説していきますので参考にしてみてください。

 

ステーキングについて

ステーキングとはなにか?リターンを得るためのポイントや注意点について「ステーキングを始める」「ステーキングで儲かった」など、あちこちで話題になっている「ステーキング」とはどのような意味や特徴があるのか、早速ポイントごとにご説明しましょう。

 

ステーキングとは

「ステーキング」とは、特定の暗号資産を保有して利益を獲得する方法と理解するとわかりやすいはずです。ビットコインのマイニングに相当するプロセスとしても知られていますが、保有するだけで報酬が得られるという嬉しい仕組みのことです。

なぜそのようなことが可能かというと、特定の暗号資産を保有するとブロックチェーンの承認や維持、コミュニティへの貢献に応じて報酬が発生。保有量が多いほど貢献度が高いとみなされ、さらに報酬が期待できます。

ステーキングはマイニングの代替え手段ともいわれるように、ウォレットに入れない間にブロックチェーンがその資産を利用して、利益を発生させることがリターンを得る仕組み。

このサービスは、暗号資産取引所によって提供していない場所もありますが、海外では次々とステーキングを導入しトレンドになったことも。ちなみに大手の暗号資産取引所であるコインチェックは、2020年1月より世界初のトライアルとして仮想通貨のLiskを対象にしたステーキングサービスをスタートしました。

 

全ての暗号資産が対象ではない

ステーキングは、全ての暗号資産が対象になっているわけではありません。テゾス、シンボル、カルダノなどの暗号資産が対象になっていますので、ステーキングを始める際はまずそこからチェックが必要です。

簡単にステーキングを例えると、銀行に預金した際に発生する利子のようなもの。暗号通貨の種類やステーキングのやり方などがわからない人は、ステーキングサービスを利用することが多くなっています。

 

メリットについて

ステーキングとは暗号資産の保有で報酬を得ることですが、提供する仮想通貨取引所によってもステーキングのメリットは若干異なります。銀行によって金利が違うようなことと解釈するといいかもしれません。

コインチェックの場合、メリットは個人でステーキングするよりも楽なので、お小遣い稼ぎで仮想通貨投資をする人にも便利。個人だとウォレットを自分で管理しながらステーキングしなければなりませんが、コインチェックなら入金の手間がなく、売買がいつでもできる魅力があります。

GMOコインの場合は、対象になる暗号資産の保有数量に制限がないことが特徴。いつでも売却や送付が可能で、保有期間に縛りもありません。さらにホームページではシミュレーションができるので、対象になる暗号資産の保有数量や保有期間を入力すると報酬が試算されるサービスも提供しています。

 

デメリットについて

ステーキングとはリターンが期待できることが一番のメリットですが、気になるのはデメリットもあることです。ステーキングを行うと、保有する暗号資産を一定期間出庫できなくなる「ロックアップ」「ベスティング」という期間が設けられますので、その間に価格が高騰しても売ることができないケースがあります。

それぞれのサービスによってルールは異なりますので、具体的な条件やルールは事前にリサーチしておきましょう。

 

NFTステーキングについて

ステーキングとはなにか?リターンを得るためのポイントや注意点についてステーキングとは特定の仮想通貨が対象ですが、今注目されているのはNFTゲームのステーキングです。リターンを得る方法やリスクなどを詳しくご説明していきましょう。

 

NFTステーキングとは?

NFTステーキングは、仮想通貨のようにゲーム内のNFTをステーキングして報酬を得るもの。特定のNFTをロック、つまり一定期間預けることで保有者はリターンが得られます。

ここで注意したいのは、NFTステーキングも仮想通貨と同じくロック期間があり、その間はステーキングしたNFTは使えません。すぐに引き出せるものやロック期間が1年のものなど、タイプは色々とあり、全てのNFTゲームがステーキングの対象になっているわけではないことも注意しましょう。

 

目的について

NFTステーキングの目的は、新たなNFTの稼ぎ方であるように、従来のように自分でNFTを作成したり販売したりする方法ではなく、保有するだけで利息を受け取るような使い方ができることです。

NFTは唯一無二の価値があり同じものは存在しませんので、1点ものはユーザーの需要にぴったり合わないと売れない可能性が高くなります。もし売却しても、世界にひとつのコンテンツが自分の手元から離れるのは少し抵抗を抱きますよね。

そのようなNFTの特徴を考慮して、預けて稼ぐというスタイルのステーキングが注目され始めています。メリットは仮想通貨のステーキングと同じく、NFTを保有するだけで仮想通貨が稼げること。預けるだけなら、NFTのトレンドや相場などはあまり気にしなくてもいいので安心です。

 

報酬について

NFTステーキングでどれくらい報酬が得られるかは、とても気になる部分ですよね。報酬は多彩で、仮想通貨が一定の割合で増える、またはゲーム内のアイテムを獲得できる場合も。

利率は発行者が発表し、変動することも特徴です。たとえば人気の「splinterlands(スプリンダーランズ)」というNFTゲームの場合は年利29.02%。ゲームをプレイするだけでSPSという仮想通貨が手に入りますので、一般的な銀行の金利と比較してもかなり高利率であることがわかります。

「Axie Infinity」はAXE SPLという2種類のゲーム内仮想通貨があり、ガバナンストークンのAXEはステーキングが可能。一時期利率は100%を超えることもあり、1年間預けるとなんと2倍になるという計算です。

 

リスクについて

NFTステーキングは市場価格が毎日変わるように、ステーキング中のNFTの価値が急激に下がる可能性も捨てきれません。価値が下がり始めた時に、ステーキングしていないものならすぐ売却もできますが、一定期間ロックされてしまうことは念頭に入れておきましょう。普通の預金と同じで、すぐに使わないものなどを対象にするといいかもしれません。

 

NFTステーキングの始め方

ステーキングとはなにか?リターンを得るためのポイントや注意点についてNFTのステーキングを始めてみたい場合は、次の手順で対応しているプラットフォームを使いトライしてみましょう。

 

仮想通貨取引所の口座とウォレットの準備

通常のNFTを売買するのと同じく、まず仮想通貨取引所の口座を開設します。NFTを保有しないとステーキングはできませんので、そのために必要な仮想通貨の準備を行い、ウォレットに通貨を移動させておきます。

ウォレットは、メタマスクがとてもユーザーが多いのでオススメです。仮想通貨取引所もビギナーなら国内のほうが使いやすいはずです。

 

NFTを購入する

NFTステーキングは、どのゲームにも対応しているわけではありませんので、まずはNFTステーキングができるゲームをリサーチしてプレイしたいものを選択しておくといいかもしれません。

NFTの購入はマーケットプレイスでできますが、ステーキングができるゲーム対象であるかどうか、必ず確認して購入してくださいね。Splinterlands・Polychain Monsters・NFTXなど、NFTステーキングに対応しているゲームがありますので、それぞれのサービス内容を確認してみてください。

 

まとめ

ステーキングとは、仮想通貨やNFTを保有して利益を得る方法のことです。NFTは他にも転売や自分で作成して作品を売るなど、さまざまな手段がありますので、自分がやりやすい方法で報酬を得ることもぜひ検討してみてくださいね。

 

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