PGAツアーがNFT市場に参戦?!NFTマーケットプレイス「Autograph」と提携か?

NFTニュース

PGAツアーがNFTマーケットプレイスと提携したニュースが舞い込んできました。ゴルフ界もいよいよNFTとの関連性を重視し始めたことは、スポーツ界にとっても投資業界にとってもかなりの刺激となるでしょう。

それでは今注目を集めているPGAツアーとNFTの関係について、最新のニュースをご紹介していきます。

 

PGAツアーのNFTニュースについて

PGAツアーがNFT市場に参戦?!NFTマーケットプレイス「Autograph」と提携か?ゴルフ好きではなくても知っていることが多いPGAツアー。スポーツ界と今話題のNFTのコラボは、色々なところで耳にすることがありますが、今メディアで話題になっているPGAツアーとNFTに関するニュースをご紹介します。

 

PGAツアーについて

PGAツアーというのは、アメリカと北米エリアで開催される男子プロゴルフツアーの運営団体と試合のこと。以前は全米プロゴルフ協会と呼ばれていましたが、今はPGAツアーと呼ばれています。

この団体が運営するものには、チャンピオンズツアーやウェブドットコムツアーなどもあり、試合の放映権については激しいメディアの戦いがあるように、注目度の高いプロゴルフの試合といえるでしょう。

PGAは放送権の収入はかなりの率で団体運営の資本となっていますので、現在はケーブルのゴルフ専門チャンネルをはじめ、複数のテレビ局で放送されるほど。

日本ではNHKなどでPGAゴルフツアーの試合を見ることができます。ちなみにツアーのシード権を獲得するためには、予選トーナメントで上位成績を収めることが必要で、さらにウェブドットコムツアーの翌年の出場権を獲得することが必要。

PGAツアーの優勝者は、最大で5年間シード権が与えられる特権を得ることができます。

 

NFTプラットフォームと提携したニュース

PGAツアーの試合は、さまざまなスポンサー企業の名前を放映中に見るように、試合はビジネスチャンスでもあります。そんなPGAツアーがつい先日発表したのは、ゴルフファンに向けたNFTプラットフォームをマーケットプレイスのAutographと協力して構築するという計画です。

ゴルフファンにとってさまざまな歴史的瞬間が記憶にあるはずですが、それをNFTで所有できることは資産運用にもなり、趣味がさらに幅広くなることは間違いないでしょう。

Autographとは、コレクティブルズNFTプラットフォームを目指し長期契約を提携したと2022年9月19日に発表しています。具体的に目指すことはツアー競技の画像やビデオ、データなどの要素を取り入れたデジタル・コレクティブルズの販売。

最高の名場面シーンやお気に入りの瞬間をNFT化したものを集めたり所有したりする場の提供となります。ゴルフに関連するゲームがあるように、ファンにとっては実際にプレーする以外にも、ゴルフは幅広く楽しめるスポーツともいえるでしょう。

 

NFTマーケットAutographについて

PGAツアーがNFT市場に参戦するきっかけとなったNFTマーケットプレイスの「Autograph」というのは、アメリカンフットボール界で有名なクウォーターバックのトム・ブレイディ氏がパートナーシップを組み共同設立したもの。

アスリートとして知られているだけでなく、ビジネスでも独自のスキルを発揮するセレブとしても有名です。このNFTマーケットプレイスは、さまざまな著名なアスリートのサポートがあり、ゴルフ界ではタイガー・ウッズをはじめトニー・ホークなど色々なスポーツのレジェンドがNFTコンテンツの契約を締結していることも特徴です。

 

2023年にスタート予定

PGAツアーのNFT市場での活動はまだ計画中の段階ですが、2023年始動を目標に着々と準備が進められています。プラットフォームか開設されると、登場するプレイヤーの売り上げは全て本人に還元されるとのこと。

ゴルフツアーの試合のビデオをアーカイブからNFT化したものを販売することがメインとなる予定です。PGAツアーが提携する新たなNFTマーケットプレイスは、すでに取引契約をしている企業のみがログインできるクローズドマーケットプレイスになる予定とのこと。

会員登録した企業だけがアクセスできるため、とても質の高いマーケットプレイスになると考えられます。

 

NFTスポーツの人気について

PGAツアーがNFT市場に参戦?!NFTマーケットプレイス「Autograph」と提携か?PGAツアーがNFT市場に参入するニュースは想定していた人もいるかもしれませんが、あらゆるものがNFT化されている今、スポーツ界とNFTのコラボはあらゆる例がすでに存在します。そこで注目したいNFTスポーツについてご紹介していきましょう。

 

NFTスポーツとは何か?

NFTはアートや音楽だけでなく、スポーツ界での活用例も増えています。NFTスポーツというのは代表的なトレーディングカード以外にも、画像や動画、チケット、ゲーム、ファントークンなど、あらゆるスポーツ関連のコンテンツがあります。

 

NFTスポーツの種類について

スポーツをNFT化したもので人気があるのは画像。画像は試合中の選手の写真をNFT化したものを販売します。有名選手や歴史に残る一瞬は高値がつく可能性はありますね。

同じく動画も試合のスーパープレーなど、世界にひとつの価値がある記念映像を保有できます。他にもNFTスポーツと呼ばれるものは、試合やイベントのチケット、ゲーム、お気に入りのチームを応援するファントークンなど、色々な取り組みの形が広がっています。

ゲーム内のコンテンツとして保有するカードを使う、または売買するといった活用方法もありますし、ファントークンならファン同士のコミュニティでさらに話題性も高まるでしょう。

 

NBA

全米プロバスケのNBAは、2020年10月に「NBA TOP SHOT」というNFTカードゲームを発行しています。このカードは、ブロックチェーンゲームを展開するDapper LabsがNBA公認で販売しているデジタルカード。

名プレーや名選手など、10~20秒ほどの映像に切り抜かれ表示されるというものです。有名選手のレブロン・ジェームスのカードは、数千万円の高値で取引されたともいわれています。NFTスポーツの中でも世界的に注目度が高いブロックチェーンゲームといえるでしょう。

 

埼玉西武ライオンズ

日本のプロ野球界初の取り組みとして話題になったのが、埼玉西武ライオンズが2021年9月に販売したNFTスポーツの「LIONS COLLECTION(ライオンズコレクション)」です。

このコンテンツは「栗山巧外野手の通算2,000本安打達成記念のパネル」を含めた4種類で、それぞれ選手のサイン入り。オークション形式販売で、最低入札価格は20万円です。現在も新たなコンテンツを展開しているので、NFTスポーツを存分に楽しめます。

 

MLB

日本選手も活躍している大リーグ。スポーツ関連のトレーディングカードといえば野球カードをまずイメージする人は多いかもしれませんが、MLBは老舗のカードゲーム会社のToppsと共同開発したNFTスポーツのトレーディングカードを2021年8月にリリース。

こちらは歴史的に記憶に残るシーンがNFTデジタルカードになったものです。使いやすく、さらに野球をファンと楽しめるよう訴求したNFTスポーツです。

今後の活躍が期待できる選手や往年の名選手など、自分だけのコレクションにしたい人にもオススメ。昔ながらのカードを新時代のスタイルで継続する目的もあるようです。

 

B.LEAGUE

公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ「B.LEAGUE」は、2022年5月にチケプラトレードを運営する会社と連携しNFTサービスをリリース。

カードや動画など、あらゆるNFTの販売を今後展開するとのことです。コレクションだけでなく売買もできるので、保有者の活用方法も充実しますね。これらのNFTスポーツは、ファンとのつながりが強くなるだけでなく、コンテンツの売り上げはチームや団体の収益になるため、双方にとってメリットが期待できそうです。

 

まとめ

PGAツアーとNFTの提携は、ゴルフ界にとってもよい刺激になりそうですね。ゴルフはスポンサー争いが激しいスポーツでもありますが、将来的に野球やバスケ、サッカーのように、カードやゲームなどもNFT化されるかもしれないので、今後の動向をこまめにチェックしておきたいですね。

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