バイナンスでNFTを購入する手順が知りたい人に向けて、詳しくステップごとにご解説していきましょう。NFTブームが広がり、購入する方法も色々とありますので、有利に保有できるよう一連の流れを正しく理解してからぜひ挑戦してみてくださいね。
Binance(バイナンス)について
NFT取引でよく聞かれる「バイナンス」。どのような意味なのか、特徴や用途などについてご説明しましょう。
バイナンスとは?
バイナンス(Binance)とは、世界1位の取引量を誇る仮想通貨取引所です。拠点はシンガポール。全世界に仮想通貨を展開しており、取り扱う通貨の種類は300種以上です。
さらに低コストの手数料なども高く評価されています。バイナンスは最大レバレッジが125倍まで可能であるなど、投資家からも支持されている取引所で、サイトは日本語も対応しているので使いやすくなっています。
バイナンスNFTについて
仮想通貨取引所のバイナンスが2021年6月より始めたNFT事業が「バイナンスNFT」と呼ばれるもので、NFTマーケットプレイスのひとつ。通常のNFT売買以外にも、作成や「ミステリーボックス」というガチャ機能を備え、将来のゲームプロダクトの投資がNFT購入で行えることが特徴です。
通常のマーケットプレイスの機能としてはNFTの売買があり、ガチャ機能は比較的安価にNFTを購入できることが魅力。もうひとつバイナンスNFTで注目したいのは、「IGO」という未販売のNFTゲームの資金調達ができることです。
購入した人は、事前にゲーム内のアイテムやキャラクターを安く購入できるため、NFTゲームが公開された時に有利になります。
バイナンスNFTのメリットについて
バイナンスNFTは、購入や売買ができること以外にもメリットがいくつかあります。
3種類の通貨が利用できる
バイナンスNFTは、BNB・BUSD・ETHの3種の仮想通貨が利用できます。NFTマーケットプレイスは、わざわざ利用できる通貨を準備しなければならない手間がありますが、メジャーな3種に対応していることはスムーズな取引になりますね。
イーサリアムはNFTでもおなじみの通貨。バイナンスで使用できる通貨は、バイナンスで購入できるので事前にチェックしておきましょう。
初期費用が安い
NFTマーケットプレイス大手のOpenSeaだと出品時に費用がかかりますので、初期費用を抑えて出品したい人には痛手になります。バイナンスNFTなら、作成して販売する場合の手数料が安く、初期費用で比較するとバイナンスNFTのほうがコストを抑えられるといえますね。
ロイヤリティ制度がある
NFTは、二次流通の際にクリエイターにロイヤリティが入る仕組みがあります。バイナンスNFTもこの制度を導入し、コンテンツを作成して販売した人には、その後の全ての取引で1%のロイヤリティが収益として入ることになります。
1%という数字は、大手のマーケットプレイスと比較すると若干劣る点はありますが、初期費用の安さを考えるとバランスよく利用できるマーケットプレイスです。
バイナンスでNFTを購入・売却するステップ
バイナンスNFTで購入から売却までの流れをご説明します。NFTは転売で利益を得ることができるので、副業にしている人も近年増えていますよね。目的に合う場合は、バイナンスNFTが利便性の高いマーケットプレイスになるでしょう。
バイナンスの口座開設
バイナンスNFTで取引するためには、まずバイナンスの口座開設が必要です。手順はとても簡単で、5分ほどで開設できますので、公式サイトにアクセスして「電話またはメールで登録」「Google」「Apple」のどれかを選択して手続きしましょう。
NFTページから購入
バイナンスでNFTを購入する時は、NFTの特設ページにアクセスして、購入したいコンテンツを選びます。気に入ったものが見つかったらコンテンツをクリックして、「BUY NOW」をクリックして購入手続きに進みます。
売却方法について
バイナンスNFTは購入と販売ができますので、自分で作成したものを販売したい時も簡単なステップでできるので、ぜひトライしてみましょう。売却する時も販売するのと同じで、口座開設を最初にやっておくことが必要です。
作成して販売する場合は、バイナンスコイン(BNB)が必要になるので、バイナンス取引所で入手します。バイナンスNFTでは固定価格・オークション・オファーで販売することができます。
次は作成を選択して、デジタルコンテンツのデータをアップロード。NFTの詳細を入力してリストを選択後、価格の設定をしましょう。完成したら送信をクリックして、バイナンス側で審査を行ってもらいます。
審査は4~8時間ほどかかりますので、少し時間に余裕を持って出品手続きをしてくださいね。
バイナンスのミステリーボックスについて
バイナンスNFTの購入で話題性が高い「ミステリーボックス」はどのようなものが取引できるか、利用方法などもご紹介していきましょう。
バイナンスのミステリーボックスとは何か?
バイナンスのミステリーボックスは、NFTを購入したい人がとても気になるアイテムになっています。ボックス内には何が入っているのか、購入した人は箱を開けるまでわからないことが特徴。
中身がわからないのになぜか売り切れ続出するミステリーボックスは、ギャンブルのような意味があり、特別な商品を安価に手に入れるチャンスにもなります。
期待や好奇心は、ミステリーボックスと一緒に体験できること。ランダムな商品が販売されており、子供時代のお菓子のおまけのようなワクワク感がありますね。
ミステリーボックスは、バイナンス以外でもNFT市場が注目され始めた2021年の初頭にも多くの会社が発行しています。現在はバイナンスを含め、数千種類ものミステリーボックスが市場に流通しているといわれ、NFT購入がさらに楽しくなる理由ですね。
どんなものが入っているか?
バイナンスのNFT購入の際に気になるミステリーボックス。過去に発行されたものの中には、アートなどの美術品だけでなくNFTゲームのレアアイテム、さらにコレクターズアイテムなどもあります。
有名ブランドとコラボしたミステリーボックスも人気があり、購入後に価格高騰することも。また購入者はボックスを開けずに転売することもできますので、さらに付加価値がつくとも予想されますね。
ミステリーボックスの買い方
ではバイナンスNFTでミステリーボックスを購入する手順についてご説明しましょう。最初にバイナンスNFTにアクセスして、自分のアカウントにログイン。
トップに「ミステリーボックス」というところがあるのでクリックしましょう。次の画面になったらマーケットプレイスの検索をして、ミステリーボックスマーケットに移動。
あらゆるコンテンツがあり、フィルターで未開封を選択することもできますので、気になるものを色々と見つけてみましょう。購入したいものが見つかったら、商品名をクリックしてページを表示。
50BUSDなど、価格が表示され、有効期限はボックスの説明が書かれてあるので確認しておきます。シリーズコンテンツをクリックすると、ボックスからスーパースーパーレアの確率を確認することも可能。
問題がなければ、今すぐ購入をクリックして確定してください。オークション販売の場合は入札が必要です。購入したミステリーボックスはマイコレクションに保存されていますので、クリックしてボックスを開封してみましょう。
まとめ
バイナンスのNFT購入は、他のマーケットプレイスとは違う魅力があり、即完売しやすい話題のミステリーボックスも必見です。バイナンスは仮想通貨の購入からNFTの出品までできますので、これからNFT取引を体験してみたい人は、口座開設からまずはスタートしてみてくださいね。